オンプレミス とは、自社でサーバーやソフトウェアなどの情報システムを運用する形態を指し、社内のネットワークからしかアクセスできず、システムも社内で完結している点が特長です。
一方 クラウド は、ユーザーがインターネット通信で IT リソース(コンピューター資源など)を利用するサービス形態のことを指しますが、ハードウェアやソフトウェア自体は所有せずにサービスとして利用する点が特長です。
オンプレミスは自社で構築するため、システムを柔軟にカスタマイズしやすく、自社システムと連携しやすい特長があります。 また、自社のネットワーク内でシステムを稼働させるため、セキュリティ上安全性が高いこともメリットです。
ビジネスチャット、テレビ会議・ビデオ通話、グループウェアとして、最近はクラウドタイプの需要も伸びていますが、第三者非公開な厳秘情報、個人情報までも気軽にクラウドへアップし、社内外で共有してしまう問題が担当者レベルで起きる課題があります。
個人情報の漏洩、インサイダー取引に関する問題、コンプライアンス、産業スパイ、想定外のリスクを考慮しビジネスチャット、テレビ会議、グループウェアをオンプレミスで企業内専用環境で運用したいニーズは多いです。
オンプレミスのデメリットは一般的に次のような事が多いです。
テレワーク、モバイルに対応したビジネスチャット、テレビ会議、グループウェアを自社内オンプレミスで構築・運用するのは、費用対効果の観点で見合わなくなっています。
Chat&Messenger は、ビジネスチャット 、テレビ会議、ファイル共有、スケジュール、会議室予約、キャプチャ、付箋 など周辺ツールを使いやすく統合しており、基本機能は無料で利用できます。
チームごとのポリシーや状況に応じて、オンプレミス (LAN専用) or クラウド&モバイルを使い分ける事ができる点が特徴で、機密情報を扱うチームは、オンプレミスでしか使えない制御を管理者が行う事が可能です。 また営業先・テレワークなど社外でも利用するチームはクラウド&モバイルを利用する、と言った使い分けができます。
Chat&Messenger はオンプレミスであっても、PC に簡単にインストールするだけで、3000 ユーザ以上は処理出来るよう最適化されており、IT スキルも不要です。価格面でもクラウドより割安になっており、オンプレミスの一般的なデメリットは該当しません。
また、全てのデータを社内で管理できるため、政府省庁、大手企業、銀行、IT、大学、病院、県庁、市役所、公共機関など、インターネット接続規制のある環境や機密性が高いデータ(クラウド上へ保管できない)を扱う組織で多数導入実績があります。
オンプレミス (LAN専用) の場合は、端末同士がピア接続するため GB 以上の巨大ファイル転送、フォルダ自体もまるごと転送する事ができる 点はアドバンテージがあります。
クラウドサービス においても、企業向けにセキュリティー面を重視した設計を行っております。
クラウドビジネスチャット、テレビ会議、グループウェアの類似サービスの多くは、いわゆる マルチテナント・アーキテクチャ のため、異なる企業のデータが同一の DB に格納されています。
Chat&Messenger クラウドは企業毎に隔離されたクラウドの提供が可能です。
サーバ・アプリケーション・DB を分離し、かつ企業が指定する個別の暗号化キーで、DB やアップロードされたファイルを強力に暗号化する事が可能なのです。
また、自社が管理するプライベート・クラウドサービスに環境を構築する事も可能です。