この記事では、無料で使えるビジネスチャット、グループチャットツールについて解説します。
ビジネスシーンで見かけることが多くなった、ビジネスチャットツール。メールに代わるコミュニケーションツールとして、近年多くの企業が導入しています。
ビジネスツールと言うと、有料プランしかないイメージがあるかもしれません。しかし、ビジネスチャットツールは、無料で使える製品も次々と登場しています。
無料でも高品質なビジネスチャットツールは多いので、コミュニケーションに課題がある企業の担当者の方や経営者の方は、ぜひご覧ください。
Chatworkは、日本の企業が開発・提供しているので、日本人には使いやすいサービスと言えるでしょう。チャットでメッセージを送信し合うだけでなく、タスクの管理も可能です。チャット機能に加えて、音声通話とビデオ通話にも対応。これだけの機能を無料で使えるので、企業だけでなく、フリーランスなどにも浸透しているサービスです。
リクルーティングサービスで有名になり、IT企業などに使われることが多いWantedly。Wantedlyは、ビジネスチャットツールも提供しています。Wantedly Chatは、グーグルカレンダーをはじめ、グーグルドライブやタスク管理で有名なTrelloなどとの連携が可能です。連携機能を使うことで業務を効率化できる、多彩なビジネスチャットツールと言えるでしょう。
Google などの各種アプリや外部ツールとの連携機能が充実しています。無料の「フリープラン」は検索できる過去のメッセージに上限ががあり、おおよそ1-2ヶ月ぐらいは閲覧できる範囲のようです。またファイルストレージは1ユーザ5GBまでという制限があります。有料プランは「スタンダードプラン」と「プラスプラン」があり、「スタンダードプラン」は1ユーザー当たり月額850円(税別)です。
世界中で利用されるまでに成長したSNSと言えば、Facebook。そんなFacebookが提供しているビジネスチャットツールが、Workplace by Facebookです。投稿する手順やいいね!は、Facebookと同じなので、戸惑う人は少ないでしょう。ビジネスチャットツールを使うときにITリテラシーがない人は戸惑いやすいですが、Workplace by Facebookであれば、そんな心配は必要ありません。企業のメールアドレスで登録しなければいけないという制約はあるものの、ビジネスチャットツール導入による教育コストはかからない優良なサービスです。
Tocaroは、チームで仕事を簡潔させることを目的としたビジネスチャットツールです。チャットだけでなく、タスク管理機能もあるので、業務効率化に貢献してくれるツールと言えるでしょう。タスクをメッセージと紐付けることができるため、タスクの経緯が把握しやすくなっています。自動的に社内外の連絡先を整理し管理してくれる機能やアクセスログの蓄積など、多機能なビジネスチャットツールです。お試しで無料利用が可能です。
InCircleは、チャットだけでなく、名刺管理やスケジュール管理、文書管理もしてくれるビジネスチャットツールです。これらの業務を、チャットボットが代行してくれるユニークなサービスになっています。チャットボットを活用したビジネスチャットツールなので、人の代わりとなりコミュニケーションを自動に行ってくれるのです。画像や動画、ファイルの送受信も、もちろん可能。ルーティーンワークを減らせるビジネスチャットツールと言えるでしょう。30日間はお試しで無料利用が可能です。
無料で使えるビジネスチャットツールを紹介してきました。ビジネスチャットツールには、無料でも優れた製品がたくさんあり、それぞれ特徴もあります。
ビジネスチャットツールは、メールのような煩わしさがないため、仕事のストレスを減らしてくれるでしょう。コミュニケーションを改善したいと考えているなら、無料で始められるビジネスチャットツールの導入を検討してみましょう。