MENU

解決策まとめ!Web会議で音声や映像が途切れる原因と対処法

現代のビジネス環境では、Web会議やビデオ通話 が日常的なコミュニケーションツールとして不可欠です。会議中に映像や音声が途切れるという問題は、効率的なコミュニケーションの障害となります。

途切れる原因は多岐にわたり、それぞれの原因には特有の解決策が存在します。

本記事では、Web会議での映像や音声途切れの一般的な原因と、それらを解決するための具体的な対処法を、分かりやすく解説していきます。

Chat&Messenger は、ビジネスチャット、Web会議、ファイル共有、スケジュール管理、文書管理、会議室予約、勤怠管理を使いやすく統合したグループウェアです。企業向けにセキュリティも万全で、無料で利用できます!

目次

ネットワーク通信速度が遅いと品質が悪くなる

Web会議を使うときにネットワークの通信速度が遅いと、いくつものデメリットがあります。ネットワークの通信速度が遅いことで、なぜ品質が悪くなるか分からないという方は、まずはここで紹介する3つを押さえておきましょう。

映像が表示されない

映像が上手く表示されるかは、通信速度によって大きく左右されます。通信速度が速ければ、その分多くの情報を処理できます。通信速度が遅ければ、通信のやり取りが追いつかずに映像が表示されなくなります。自分の映像が相手から見えないだけでなく、相手の映像も表示されません。双方の映像を正しく表示し続けるには、ネットワークの通信速度は重要なのです。

Web会議中に切断されてしまう

Web会議は、それぞれの場所から遠隔で行うものの、会議なのでスムーズに進めなければなりません。通信速度が遅くて、ネットワークの品質が悪ければ、Web会議は切断されてしまいます。Web会議で誰かが話している途中で切断されてしまうと会議になりません。

ネットワーク通信速度の計測方法

ネットワークの通信速度を計測する方法はいくつもありますが、簡単なのはWebサイトにアクセスすることです。次のサイトにアクセスすると自分が使っているネットワーク環境がどの程度の通信速度なのかを調べられます。パソコンのOSやデバイスに左右されずに通信速度を調べられるので、オフィスや自宅、よく利用するカフェのネットワーク状況を簡単に把握できるでしょう。

上記のサイトでチェックし、通信速度が100Mbps以下の場合は、複数人でのWeb会議が厳しい場合があります。特にWeb会議のカメラ映像はトラフィック量が大きいのでoffにする事をお勧めします。音声や資料共有のトラフィック量は意外と少ないため 100Mbps あれば十分です。

ネットワーク通信速度の改善方法

契約しているインターネットプロバイダーの速度や制限を確認

Web会議の品質は、利用しているネットワーク環境の状況だけでなく、インターネット接続サービスそのものの速度や安定性にも左右されます。自宅やオフィスで契約しているインターネットプロバイダー(ISP)の契約内容が、通信速度のボトルネックとなっている可能性がないか確認しましょう。

まずはご自身が契約しているインターネットプロバイダーのウェブサイトや契約書で、契約しているプランの最大通信速度を確認してください。古いプランの場合、現在の一般的なサービスと比較して速度が低いことがあります。

また、契約プランによっては、特定のデータ通信量を超えると速度制限がかかる場合があります。日頃のインターネット使用量が多い場合、この制限に達している可能性がないか確認しましょう。

より高速なプランへの変更や、場合によっては別のプロバイダーへの乗り換えも、根本的な速度改善の選択肢となります。


Wi-Fiルーターの確認・更新

使用しているWi-Fiルーターが古い場合、そこが通信速度のボトルネックとなっている可能性があります。現在、一般的に普及しているWi-Fiルーターの速度は、規格によって異なりますが、主な規格とそれぞれの標準的な速度は以下の通りです。

  • Wi-Fi 4 (IEEE 802.11n): 最大600 Mbps
  • Wi-Fi 5 (IEEE 802.11ac): 最大6.9 Gbps (理論値)
  • Wi-Fi 6 (IEEE 802.11ax): 最大9.6 Gbps (理論値)
  • Wi-Fi 6E: Wi-Fi 6の拡張版で、6GHz帯を利用可能。速度はWi-Fi 6に準じます。
  • Wi-Fi 7 (IEEE 802.11be): 最大46 Gbps (理論値)

現在、家電量販店などで販売されているWi-Fiルーターの主流はWi-Fi 6対応モデルです。これらのルーターは、複数のデバイスに同時接続しても安定した高速通信が可能で、動画視聴やオンラインゲームなども快適に楽しめます。

もし現在お使いのルーターが100Mbps以上の通信速度が出ない場合、新しいルーターへの交換はコストパフォーマンスの良い改善策となることがあります。

無線LANより有線LANの方が高速

無線LANと有線LANを使うのでは、どちらが快適に通信できるかご存知でしょうか?無線LANは、場所を選ばずにストレスなく使えます。そのため、有線LANは使わないという人は多いかもしれません。しかし、無線LANよりも有線LANの方が通信速度は良いです。

たしかに、無線LANはパソコンを好きな場所に持ち運びして作業ができるので、とても便利です。しかし、Web会議のような快適なネットワーク環境が必要な場合は、有線LANを使う方がトラブルを起こさずに、円滑に会議を進められるでしょう。仕方なく通信環境が遅い環境で複数人でのWeb会議を実施する場合は、有線LANに切り替えるなども検討してください。

上司を説得してネットワーク環境を改善することも重要

仮にネットワーク環境が悪く、Web会議に支障があるのであれば、上司に相談・説得して通信環境を改善しましょう。音声や映像が途切れてしまうのであれば、Web会議を十分使いこなすことはできません。

Web会議の生命線は、音声と映像です。これらに影響が出ているのであれば、ネットワーク環境を見直して、会議を快適に進める環境作りが大切になります。Web会議を快適に行いたいなら、時には上司を説得してネットワーク環境を改善してください。

  • URLをコピーしました!
目次