ビジネスチャット、Web会議、ファイル共有、スケジュール管理を統合したグループウェア。IP Messenger 互換。

無料で使えるWeb会議・ビデオ通話ツールを比較

無料で使えるテレビ会議・ビデオ通話ツールを比較

働き方改革やリモートワークが浸透してきたことにより、会議の手法も変わりつつあります。テレビ会議・Web会議・ビデオ通話ツールを使うことで、複数の拠点や自宅にいる社員と会議ができるのです。これらのツールは、有料版だけでなく無料で使える製品もあります。

そんな無料で利用できる5つの製品を比較していきます。「テレビ会議・ビデオ通話ツールを導入したい」「無料で使えるテレビ会議・ビデオ通話ツールを知りたい」という経営者や担当者の方は、ぜひご一読ください。

Chat&Messenger

Skype

テレビ会議・ビデオ通話ツールの走りとも言える製品が、Skype です。プライベートで Skype を利用している人も多いでしょう。インターフェイスが同じなので、ITリテラシーが低い社員でも、比較的ストレスを少なく利用できるはずです。

Skypeのアカウントは、完全無料で取得できます。インターネット回線を使い、世界中のSkypeユーザーとWeb会議ができるのです。Skypeをインストールしていれば、どのデバイスからも利用が可能。マルチデバイスに対応しているので、パソコンはもちろんですが、タブレットやスマートフォンからもSkypeを使用できます。音声品質や動画品質もいいので、優良ツールと言えるでしょう。

Googleハングアウト

Googleハングアウトは、名称の通りIT業界の巨人Googleが提供しています。Googleアカウントがあれば利用できるので、すぐにでも使用できる人は多いでしょう。Googleハングアウトは、音声通話やビデオ通話に対応しているためテレビ会議・Web会議ツールとして利用できるのはもちろんですが、チャット機能も搭載しています。ビジネスチャットツールとしても利用できるので、社内のコミュニケーションをまとめられるのは大きな魅力です。複数アカウントを切り替えるのも簡単なので、テレビ会議・Web会議ツール用のアカウントを作るのもいいでしょう。

Chatwork

ビジネスチャットツールとして有名なChatwork。Chatworkを導入している企業は、近年さらに増えています。Chatworkの機能は、チャットだけではありません。実は音声通話やビデオ通話の機能も備わっているのです。タブレットやスマートフォンは音声通話のみですが、マルチデバイスにも対応しています。Chatworkの無料プランの場合、1体1の通話しかできないので、注意が必要です。KDDIと業務提携をしてセキュリティの強化にも努めているので、安心できるテレビ会議・Web会議ツールと言えるでしょう。

Zoom

Zoomは、いま注目を集めているテレビ会議・Web会議ツールです。導入するにはアカウントの作成とZoomのインストールが必要になりますが、どちらも無料。マルチデバイスにも対応しています。Zoomの特徴は、会議用のURLを発行することです。会議を開催する人は会議部屋をZoomで作り、そのURLを参加者に共有します。参加者はURLにアクセスすることで、会議に参加できるのです。無料でも100人まで利用でき、1対1の通話であれば無制限に利用できます。3人以上の会議の場合は40分という制約はあるものの、そこまで大きなデメリットではないでしょう。

また、Zoomはテレビ会議・Web会議ツールとしてだけでなく、多機能なビジネスツールにもなっています。チャットをはじめ、画面共有機能やホワイトボード機能などが揃っている便利な製品です。有料プランを契約すれば、さらにさまざまな機能を使えますが、無料プランでも十分魅力的なテレビ会議・Web会議ツールと言えます。

appear.in

appear.inは、テレビ会議・Web会議における手間を省いた便利なツールです。appear.inの特徴は、アカウントを作成する必要がないこと。アプリをダウンロードする必要すらないのです。Zoomと同様に会議のURLを送るだけで、テレビ会議・Web会議ができます。手間がかからず、すぐに会議を開始できるのは、大きなメリットでしょう。

無料プランの場合は、利用できる最大人数は4人。画面共有は20分までしかできないなど、いくつか制約もあります。簡単にテレビ会議・Web会議を始めたいときに利用するのがおすすめです。

テレビ会議・Web会議ツールは無料でも優れた製品が多い

無料で利用できるテレビ会議・Web会議ツールを比較してきました。この記事で紹介した5つのテレビ会議・Web会議ツールは、今日のビジネスシーンで使われることが多い製品ばかりです。コミュニケーションツールをまとめるために日頃から使っているアカウントで使用できるか、何名程度で会議するか、そのような観点で選んでもいいでしょう。テレビ会議・Web会議ツールを駆使して、ストレスの少ない会議を実現しましょう。