MENU

CAMServer の導入方法

目次

オンプレミス CAMServer の導入方法

ここでは、CAMServer の導入方法から起動後の確認までを説明します。

※ CAMServer の 概要 や、動作環境もご確認ください。

LAN(P2P)モデルとクラウドモデルの違い

CAMServer はデータの保存場所、配信方式に応じて「LAN(P2P)モデル」「クラウドモデル」に分類されます。「LANモデル」は旧来からある CAMServer の機能で、データ配信は各端末が行う Peer to Peer 方式。「クラウドモデル」は Chat&Messenger クラウドサービス を、オンプレミス環境(自社内)へ簡単に構築できるようにしたサービスで、それぞれの特長は次の通りです。

※クリックで拡大します
LANモデル クラウドモデル
アカウント作成 アカウント作成不要でユーザ自動認識 CAMServer 上に Email でアカウント作成が必要(詳細
接続方式 データ配信は各端末が行う Peer to Peer 方式 (端末間IPアドレス接続が必要) データ配信は CAMServer を中継する方式 (端末間IPアドレス接続不要)
データ保存場所 データは各端末に保存される データは CAMServer 上で暗号化され保存される。各端末は受信したデータを各端末に保存
スマートフォン
ブラウザ対応
非対応 Android / iPhone / 各種ブラウザに対応
VPNとコスト 拠点数が多い場合でも、拠点同士のIP接続が必要なためネットワーク設計・費用面でデメリットが生じる場合が 拠点数が多い場合でも、CAMServer の拠点と接続出来ていれば良い
利用PCの変更 一時的にユーザ情報が重複される そのまま利用できる
フリーアドレス
利用PCが都度変わる
非推奨。利用したPCでのみデータが保存されるため。 問題無く利用できる
VDI環境
仮想デスクトップ
接続PCが変わると、IDが異なるためユーザが重複される 問題無く利用できる

クラウドモデル専用機能

アカウントを作成しCAMServerへログイン


詳細は アカウントを作成し CAMServer へログイン を参照してください。

管理者によるユーザ追加、変更・削除

管理者がCAMServer上にユーザを追加したり、変更・削除が可能です。

デスクトップ版
ブラウザ版
  • この操作はクライアント側端末から実行します。
  • この機能は 管理者の登録 が完了している必要があります。

インターネット接続ができない場合の通知制限と対策

標準ブラウザの通知機能や Android / iOSの Push通知機能は、ブラウザやOS提供元から通知が送信されるため、インターネット接続ができない環境では通知を受け取る事がきません。

※ブラウザの通知の例

外部サーバを中継する通知で配信する内容は、AES256bitで強力に暗号化しますが、どうしても外部を中継させたくない場合は標準ブラウザでは無くWebアプリ版を利用し、モバイルは Android を利用し「バックグラウンドモードを有効」を有効にしてください。これにより一切外部を中継する事なく CAMServer からリアルタイムでPush通知を受け取る事ができます。

Android で「バックグラウンドモード有効」にすると「アプリにバックグラウンドでの常時実行を許可しますか?」と問い合わせが行われますが、「許可」を選択してください。

LANモデル専用機能

管理者によるユーザ名、グループ名の変更・削除

管理者がLAN内のユーザの情報(ユーザ名、グループ名)を変更できたり、不要ユーザの削除が可能です。

この機能は、Chat&Messenger / CAMServer 共に 4.05.00 以上が必要です。

CAMServer にパスワードを設定し、セキュリティを高めた運用を行う

CAMServer サーバ接続時にパスワードを要求するよう設定できます。
設定は、CAMServer 側で 「管理」メニュー⇒「クライアント利用制限」を開き、「クライアントはCAMServer接続時パスワードが必要」
にチェックを行い、任意のパスワードを設定してください。

CAMServer でパスワードを設定すると、 初回 CAMServer 接続時、パスワードの要求があります。

CAMServer 上でビデオ・サーバを起動

CAMServer Enterprise では完全オンプレミスでブラウザによる Web会議 がご利用頂けます。ブラウザによる Web会議 は、ビデオ画質を左右する Codec をブラウザベンダー(Googleなど)が開発してくれるため、LAN用ビデオ通話と比べ品質面で大きなアドバンテージがあります。

また、オンプレミスでビデオ・サーバを起動する事で、全ての通信は CAMServer を経由するため、インターネットアクセスが制限されている環境でもWeb会議がご利用できます。

ビデオ・サーバは次の通り設定すると CAMServer の起動に合わせて自動起動します。

ビデオ・サーバ起動後は、クライアント端末より https://CAMServerHOST名/ でアクセスし、アカウント作成後 CAMServer へログイン してWeb会議の検証をしてください。

  • 注意:Windows firewall 設定 も必ずご確認ください。
  • Enterprise であってもビデオ・サーバを起動しない場合は、弊社サーバ chat-messenger.com にアクセスしますが、連携が複雑になるため Enterprise プランは必ずビデオ・サーバを起動して運用お願いします。

(必須) 管理者の登録/管理機能のパスワード登録

管理者の登録方法

起動が完了すると、CAMServer の管理メニュー「管理者の登録」を利用し、管理者ユーザを登録してください。

  • 管理者を登録すると、「30日間の試用期間」、「ライセンス契約期限」、「有効利用ユーザ数」を超えた場合に管理者にその旨メッセンジャーで通知する事が可能です。管理者が不在の場合、ランダムに3ユーザに通知されます。
  • CAMServer 側で管理者を設定する事で、管理者ユーザの Chat&Messenger 側に、管理メニューが表示されます。LANモデル管理メニューは、次のセクションの「管理機能のパスワード登録」が必要です。
    デスクトップ版
    ブラウザ版

管理機能のパスワード登録(LAN用)

Chat&Messenger クライアントから、リモートで、CAMServer の管理機能にアクセスする事が出来ます。 管理機能にアクセスする場合パスワードの登録が必要です。

  • URLをコピーしました!
目次