目次
オンプレミス CAMServer 新機能
オンプレミス CAMServer を導入することで本格的なグループウェアを、自社内オンプレミス環境へ構築できます。今回の新機能をご紹介します。
オンプレミス環境でモバイル連携可能に
これまで開発してきた Chat&Messenger クラウドサービス を、オンプレミス環境(自社内)へ簡単に構築できるようになります。
これにより社内 WI-FI 限定ですが、モバイル連携も可能になります。また、オンプレミス環境でもユーザ単位でアカウントを作成し、既存LAN とは別のネットワークへ接続する事ができるようになります。
|
|
クラウドモデルとLANモデルの違い
新バージョンの CAMServer はデータの保存形式に応じて「LANモデル」「クラウドモデル」に分類され、クライアントはタブ切り替えで利用を選択します。
- LANモデル・・・旧来からある CAMServer の機能で、データの配信は各端末が行う Peer to Peer 方式。
- クラウドモデル・・・全てのデータは CAMServer 上で暗号化し保管され、データ配信も CAMServer を経由する。モバイル連携はこのモデルでのみサポート。
クラウドモデルは、データの整合性が取りやすく、モバイル連携可能など多くのメリットがあるため、今後は CAMServer を利用する場合はクラウドモデルの利用を推奨します。またクラウドモデルでは、CAMServer 上にアカウントを作成する必要があります。アカウントを作成しモバイル連携 を参照
|
|
オンプレミス構築時の VPN で制限があるスター型にも対応
これまでオンプレミスで多拠点連携する場合、各拠点同士のVPNトンネルが必要でした。
メッシュ型 VPN は通常拠点同士が接続されますが、スター型 VPN の場合、拠点から拠点に通信したい場合に、センタールータを経由する経路情報の設定が必要で、そこは制限する環境もありました。
新しい CAMServer はこう言った状況でも全てのデータは CAMServer を経由して配信可能であるため、スター型VPNで他拠点通信制限がある場合でも対応可能となります。これにより VPN 運用コストを下げる事ができます。
管理者によるユーザ管理機能の強化(クラウド・オンプレミス)
クラウドや既存オンプレミスでも、管理者によるユーザ管理機能が強化されています。管理者がユーザ名、グループ名を変更できたり削除が可能です。
アカウント作成時利用できる Email ドメインを管理者が制御
クラウドの Enterprise 以上のプランでは、アカウント作成できる Emailドメインを管理者が制御可能できるようになりました。
これにより子会社・関連会社など含めてより柔軟にビジネスチャット・テレビ会議がご利用できます。
その他更新
- Java Runtime を OpenJDK に移行
- グループツリー表示の改善
- 会議室・施設予約の管理画面でデータを削除しても消えない、または修正が反映されないバグ修正のため CAMServer 更新
CAMServer 更新履歴