バージョンアップ注意事項
- CAMServer バージョンアップ実施中は、CAMServer の機能をクライアントは利用出来ない状態になります。そのためバージョンアップ作業は利用ユーザが少ない夜間等に行う事を推奨します。
- バージョンアップ直後、Windows Defender のスキャンが開始し完了するまではビデオサーバが起動できなくなる問題を確認しています。時間を空けて CAMServer を再起動するか、CAMServer フォルダーをスキャンしないよう除外設定が必要です。
Windows Defenderで特定のファイルやフォルダーをスキャンしないように設定
バージョンアップ手順
次の手順にしたがって、バージョンアップしてください。
1. 既に起動している CAMServer を停止する
- 通常モード・・・[ファイル]メニューの終了から停止する
- Windows サービスモード・・・ win_service/stopSvc.vbs スクリプト、またはサービスのコントロールパネルから停止する
2. CAMServer バックアップ
インストールした CAMServer フォルダ全体をコピーし、バックアップとして保管しておいてください。
- CAMServer フォルダは、標準のインストール先では以下です。
C:\Users\<ユーザーフォルダ名>\CAMServer
- 軽微なバージョンアップではバックアップ不要です。メジャーバージョンアップなど大きなバージョンアップについては、何かあった場合にリネームして元のバージョンへ戻せるようにすると安心です。
3. インストーラ camserver_setup[バージョン番号].exe を実行
ダウンロードした zip を解凍し、インストーラ camserver_setup[バージョン番号].exe を実行してください。
- インストールすると下記のファイルだけが最新に更新されます。
CAMServer
├─sys
├─jre
├─win_service
└─camserver.exe
- 冗長化構成の場合は、全てのノードへ更新する必要があります。
4. CAMServer を開始する
- 通常モード・・・camserver.exe を実行して起動します。
- Windows サービスモード・・・ サービスのコントロールパネルから起動します。または camserver.exe 起動後、CAMServer の「管理メニュー」→「サービス」→「サービスとして再起動」を実行します。
「2. CAMServer バックアップ」で取得したバックアップ用フォルダを、元の名前にリネームして再起動させればリカバリ完了です。