この記事では、テレビ会議やWeb会議・ビデオ通話の市場規模について紹介します。
会議を行うときに、テレビ会議やWeb会議、ビデオ会議を用いることは珍しくなくなってきました。サービスは多様化して、ニーズも増加しています。そんなテレビ会議やWeb会議、ビデオ会議の市場規模は、どの程度あるのでしょうか?
そんなテレビ会議やWeb会議、ビデオ会議の市場規模について解説します。テレビ会議やWeb会議、ビデオ会議の導入を検討している方や市場規模を調査している方は、ぜひご覧ください。
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ソフトウェアベースのWeb会議・ビデオ通話の市場規模
Web会議・ビデオ通話の市場規模も、年々拡大しています。2011年は、354億円程度でした。2013年には400億円を超えて、2014年には447.4億円に達し450億円に迫りました。2018年には500億円を上回ると予測されています。
国内のビデオコミュニケーションの市場規模予測では、マイクスピーカーや音声会議接続サービスなどの品目があるなかで、Web会議とビデオ通話で常に50%を越えているのが大きな特徴と言えるでしょう。
ビデオ会議は、2011年に100億円程度の規模だった市場が、2017年には149億円程度まで成長しています。Web会議はビデオ会議と同じようなスピードで成長しており、2011年当時の市場規模は90億円程度だったものの、2017年には138億円になりました。
金額によるシェアのランキングでは、SIタイプは1位が沖電気工業、2位がジャパンメディアシステム、3位がブイキューブになっています。ASPタイプでは1位がブイキューブ、2位がシスコシステムズ、3位がNTTテクノクロスになっており、双方のタイプでランクインしているのはブイキューブのみです。市場規模の成長とともに、企業も成長を見せています。
据え置きテレビ会議の市場規模
テレビ会議のニーズは、年々高まっています。グローバルな市場でビジネスが行われるようになり、遠隔で会議を行う必要性が増しているのです。そんな背景があり、据え置き型のテレビ会議の市場規模は、右肩上がりになっています。
2006年頃の市場規模は、100億円程度担っていました。国内の市場は、音声会議サービスとテレビ会議(専用端末タイプ)で75%を占める状況で、Web会議は全体の10%程度に収まっています。
その後、市場規模は年々膨らみ、Web会議の規模は専用端末タイプのテレビ会議と同等になりました。この年のテレビ会議の市場規模は、200億円まで成長しています。国内のテレビ会議(専用端末タイプ)は、ポリコムやソニーなどの上位メーカーはHDタイプの製品にシフトをしており、市場が膨らむに連れてWeb会議システムにも大きな変化が訪れているのです。
テレビ会議やWeb会議、ビデオ会議の市場は今後も拡大する
テレビ会議やWeb会議・ビデオ通話の市場規模について紹介してきました。
テレビ会議やWeb会議、ビデオ会議の市場規模は、年を追うごとに拡大しています。都市部だけでなく、地方に支店や拠点を持つ企業は増加しており、規模が拡大し海外にも進出するケースも珍しくありません。
そのような状況で円滑なコミュニケーションを取るためには、会議システムの導入が不可欠です。テレビ会議やWeb会議、ビデオ会議の市場規模は、今後も拡大することが予想されます。
それに伴い、企業も成長して今後もさらなる事業拡大が見込めるでしょう。会議システムの市場規模が気になるなら、テレビ会議やWeb会議の動向やトレンドを随時チェックしてみてください。